ホエールウォッチング

■期間限定!
地球最大の哺乳動物“ザトウクジラ”に出逢えるチャンス! 毎年1月〜3月までアラスカからザトウクジラ(座頭鯨)が繁殖、子育てのため慶良間(ケラマ)諸島の海に帰ってきます。
大海原で繰り広げる恋の戦い、子育て、彼らのパフォーマンス(水面行動)は観察するのに最も面白いクジラの一つとして知られています。
突如現れる巨大な彼らの姿に出逢ったとき、あなたの心は強い感動を受けることでしょう。
さらにこの時期、ダイビングをしているとオスがメスへ送るラブソングが広大な海のどこからか聞こえてきたりします。

●ザトウクジラの紹介
ザトウクジラは世界のあらゆる海洋に分布し広大な海を回遊しています。
夏は寒冷海域、冬は温暖海域へと移動をし生活をしています。夏の間は餌の沢山あるベーリング海峡やアラスカ湾で過ごします。
主に『オキアミ、ニシン、サバ』を食べるのですが、捕獲方法として周りの水ごと口の中に獲物をいれ、クジラヒゲを通して水を吐き出し獲物だけを口の中に残し食べます。
※クジラヒゲとは、口の中に生えているヒゲ板のことです。ヒゲは約540〜800本あり長いものは約80〜100cmにもなります。

その他『バブリングネット(泡の網)』と呼ばれる手法で数頭のクジラと協力して餌を捕ることもあります。餌である魚の群れの下に潜り、周りを円を描くようにまわりながら泡を吐き出します。泡に取り囲まれた魚は逃げることが出来ず中心へ集まります。
クジラは口を大きく開き、集まった魚の群れへ勢いよく突進し獲物を一気に呑みこむのです。
夏の間北の海で沢山の餌を食べ栄養を蓄えたらさぁいよいよ長旅の始まりです。
暖かい海域(約9000kmにも及ぶ長距離)へ移動をする彼らは寒冷海域では20〜30頭又は100〜200頭の群れを作るのですが結びつきはそれほど強くなく温暖海域では1〜4頭と少数で行動をとります。

訪れる場所は毎年同じですが、まれに場所を変える固体も居ます。冬には慶良間諸島や小笠原諸島、ハワイ諸島へ移動をし繁殖子育てを行います。慶良間諸島へ訪れた雄のザトウクジラは求愛行動をとるのですが、特に珍しいのが雄クジラの奏でるソングです。
何故、ソングを奏でるのか詳しいことは分かっていませんが繁殖期になると聞こえてくることから、雌クジラへ贈るラブソングその他に、雄クジラへのなわばり宣言だと言われています。
この時期ダイビングをしているとどこからともなく聞こえてくることもあり短いときで5分、長いときには20〜30分も続きます。その歌はとても神秘的ですこし物悲しく海中を響き渡るのです。

カップルになったクジラは交尾をし妊娠します。
妊娠期間は11ケ月〜12ケ月で、この期間に胎児は母クジラのお腹の中で1ケ月に約17〜35cmの割合で成長し、産まれるときには体長4.6m、体重1.3tの大きさがあります。 産まれた子クジラは哺乳類のため6ケ月〜10ケ月は母乳で育ち7.5〜9mに成長します。
成熟するまで2〜5年かかりそのときには約12mまで大きくなるのです。寿命は約50年だと言われています。

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